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新着情報 : 児玉姫子写真展「passers-by 静かな肖像」
投稿者: himeko 投稿日時: 2012-10-19 11:34:32 (7765 ヒット)





児玉姫子写真展「Passers-by - 静かな肖像」
[size=small]2006年3月23日(木)-31日(金)
コニカミノルタプラザギャラリーc
24incx30inc(610mmx762mm)B&W38点。

Himeko Kodama photo exhibition "Passers-by Tranquil Portraits"
March 23 (Thu) - 31 (Fri), 2006  10:30 a.m.-7:00 p.m.
Open every day & Free Last day close 3:00 p.m
Konica Minolta plaza Gallery C in Shinjuku Tokyo.

■作者コメント
すべてのものが人生の中で、街を歩いている人々のように現れては過ぎて行く・・・・・・。
写真は2000〜2004年にかけて青山、表参道を中心に、東京の街で出会って私の前から立ち去って行った人々を、記録としての写真ではなく、その人の肖像として撮影してきました。
何故、私は雑踏の人々の中から、この人を選ぶのでしょうか?たぶん・・・この人達の記憶の過程と感受性がその人の存在感を作り、そこに何か自分と呼応するものを感じて私に写真を撮らせるのかもしれない。
一期一会。この短い人生の中で、私の写真に撮られる為に、ほんの一瞬だけ時を共有した私の写真の中の人達。その一人ひとりの視線のこちら側には私の存在があり、他の人を撮りながら私自身をそこに写してきたように思います。 2006.3 児玉姫子



Comment
Everything flows by, as people on the street pass by.
My photographs frame portraits of people, not records - These are people who appeared and then disappeared on streets of Tokyo, mainly in the Aoyama and Omotesando areas, from 2000 through 2004.
What prompts me to choose a specific individual out of a crowd? Perhaps, a unique presence sprung from his/her private memories and delicate sensitivities. Recognizing echoes within, I click the shutter.
During the short course of life, I shared brief moments with people in my works through photography -one time, one meeting -. It is I who stand beyond the gaze of every subject. In capturing the others, I feel I've recorded a reflection of myself.

Translated by
Kazu Kaihara





写真展「Passers-by 静かな肖像」に 同タイトルの写真集でモデルになって下さった方達も写真展にいらして下さいました。その方達を中心に紹介致します。↓


写真集p.96 In front of leopard fence

街で人を写真に撮らせて頂く時、その人のバックグラドは知りません。その人の雰囲気と、モノクロの写真に適した廻りの光りの状態を見て写真を撮ります。でも、この一枚の写真で、この方の人生が変わったと聞かされて、人の写真を撮る行為は大きな責任を伴っている事に気付かされます。
撮影:児玉姫子
















写真集p.48 Man looking for swallows' nest

ある年代の男性は、とても写真(私の)になりずらいのは何故でしょうか?人は最も長い時間拘束される場所、そこで、その人の雰囲気は創られていきます。利益を求めていかなければならない社会にあって、同じ価値観を持ち、同じ方向を向いている人達は、同じように見えてしまうのでしょうか?その中で、違う方向を向いている人を、私は選んでいるのかもしれない。
撮影:児玉姫子












写真集p.51 Woman with black parasol

太陽が焼けつくような、夏の炎天下の中を、黒で統一したファッションで、背筋の伸びた女性が日傘をさして颯爽と歩いてきました。私は、この人が生きてきたこの時に、このように凛としている事が出来るだろうか。






















写真集p37.Fiances & p57.Beret and peacoat

私が撮影した時、まだ婚約中だった二人が結婚し、その二人に赤ちゃんが生まれて、三人で揃って写真展に来てくれました。
 そして、ベレーの若い友人は10年振りに友達を連れて来ました。その頃の私はまだ写真を始めたばかりで、彼女にアシスタントとしてレフ板を持ってもらったりして、表参道で写真を撮った楽しい思い出があります。その後、直ぐオランダに赴任になり、今年も、チューリップ畑に写真を撮りに行ったかな〜などと思っていました。その本人が現れて、本当にビックリプレゼントでした。
 それにしても、赤ちゃんはいるだけで、廻りのみんなをhappyにしてくれます。
あまりにも可愛い過ぎて、恐い!
撮影:徳永尚美











写真集p86.87. Her place (1)(2)

よく人から写真に外国人が多いと言われます。私は人を,極力カテゴリーに分けるのを避けています。分けることで人のカテゴリーの写真になるからです。ただ自分の感覚だけを頼りに撮る人を選んでいます。キャサリン、 あなたと知り合えて、あなたの既成のイメージが、私の中で出来上がった今、あなたの写真は撮れても、このシリーズでの作品は撮れなくなりました。私は既成のイメージに沿おうとするし、あなたはこう撮られたいと作ってしまうでしょうから。





















写真集p.80 From Kyoto

私は日本人なので、日本人を写真に撮るのはとてもむずかしい。その人を見て、その人から発せられるのサインで、どんな人かだいたい想像が出来てしまいます。外観をどんなに装っても........ね。この人は、その個性的に装った外観がそのまま個性的な内面を表しているようでした。 











写真集p.83 With camera

ドナータさん映画監督のヴィム.ヴェンダースWim Wendersは、あなたのパートナーだったのよね。
 あなたを偶然、表参道で撮影してから数年の時が経ち、再会の喜びでハグした時のあなたの身体の感触が、まだ私の腕に記憶されているけど、幻のように実感が伴わない。日々の生活でも、一瞬、一瞬が掴む事が出来ない幻の積み重ね、でも写真はその幻を残すことが出来るのよね。それでは、また、何時か、何処かで..........。
06.05.01 立教大学タッカーホールにて
撮影:児玉姫子















この写真展では、思っていた以上にたくさんの方達に出会うことが出来ました。写真展にいらして下さった、お一人、お一人に.......。感謝致します。
最終日に知り合いの写真家の方が私を撮って下さいました。無事に写真展も終える事が出来て、ホッとしています。 
撮影:小宮山道隆

















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